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お客様からの買取をおことわりする古本屋さんの話 - 宮城・仙台で古本の宅配買取/出張買取 仙台ファーストブックスブログ

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お客様からの買取をおことわりする古本屋さんの話

ご無沙汰しております。
仙台ファーストブックス店長のスズキでございます。

前回の更新より、だいぶ時間がたってしまいました。
ブログの更新はサボっておりましたが、お客さまから買い取りしては売り、買い取りしては売り・・・
と、古本屋としての通常の業務はしっかり行っておりました。

これも買取をご依頼して下さるお客さま、当店よりお買い上げ下さるお客さまのおかげです。
今年も仙台ファーストブックスをどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、今日は私がちょっと驚いた話を書きたいと思います。

先週のことですが、仙台市中心部にほど近い、青葉区のお客さま宅に出張買取にお伺いいたしました。
もうすぐお引っ越しされるということで、学生の際、研究や論文をお書きになられた際に集められた本などをお売りいただきました。

査定が終わり、世間話のなかで、お客さまより、実は以前に近くの古本屋さんに持ち込んだところ、
お店の方に『経営が苦しいので買取はしない(していない)』と買取を断られたというお話をお聞きしました。

当日買い取りさせていただいた本ですが、少々年代が古いものもありましたが、
思想・哲学系の良い本ばかりでした。需要は少ないですが、値が落ちることはなく、大半は売れていくような本です。

いわゆる古書のような、古いものに関しては、昔から付き合いのある、大学の先生や研究者の方といったお客さんもいるでしょうし、当の古本屋さんも得意なジャンルでは無いのかな・・・、と思うのです。

そういえば以前こちらのブログでも取り上げました、言語聴覚士関係の専門書を売りに行ったところ、『医学書の買取はしていない』と断られたというお客さまも、店名をお伺いしたところ、こちらの古本屋さんでした。

そもそもお客さまからの買取が無いと、商品が仕入れられませんし、商売ができないのでは無いのかな、
と思いますが、どうなんでしょうか。市場など、他のルートから商品を仕入れているのかもしれませんし、お店の方言うように、本当に在庫が捌けず、買取する現金が無いのかもしれません。

場所柄、学生、研究者や大学の先生が多いところですので、
買取に持ち込む→買取を断られる→捨てる
なんて流れになってしまったら、もったいない限りです。

当店も商売の機会を失いますし、お客さまも大切な本を売ってお金に替えることができない(さらに捨てる手間が増える)、
まだまだ読まれるべき本が流通せず、ゴミとして処分されてしまう、と逆Win-Winとでも呼ぶべきサイクルになってしまいます。

なるべく早く、当店もこちらの近くに買取センターのような店舗を構えようと物件を探しているのですが、
店舗物件自体が少なく、なかなかよい物件がありません。

これから3月にかけての卒業、お引越しシーズンで、本の処分を検討されている方も多いと思います。

捨てる前にぜひ一度、仙台ファーストブックスにお電話下さい。
お電話、メール、お待ちしております。










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